TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






   活動報告2023年10月を作成しました。

       ≪動画 ≫
   リコーダーへの挑戦2日間 2023
   リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
   鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

公共の交通機関等で行くイフガオ州トッカンへの慰霊の旅(2017.3)目次

ボントック〜アバタン(バス)
アバタン〜ティノック(バス)
ティノック風景
ティノック〜トッカン(バイクタクシー)
目的地イフガオ州トッカン
ティノック〜アバタン(帰りのバス)

フィリピン北部へ慰霊を検討されている皆様へ

亡くなった父が第2次世界大戦中フィリピン、ルソン島北部のトッカンと言う所に逃げ込み終戦を迎えたそうです。
生前、父とトッカンへ行こうとしたのですが、日程の関係から途中のアバタンの先のローというところまでしか行けませんでした。
父の話では、この道端にも多くの日本兵が倒れていたそうです。 父は日本から持ってきたお酒を道に散き手を合わせていました。
今回ボランティア活動の合間を縫って、父が生前言っていたトッカンという所に行ってきましたので、その報告をさせていただきます。
ボランティア活動とは直接関係はありませんが、 もし、この地でご親族等が亡くなられ現地に慰霊されたい方の参考になればと思います。
また、 現地へ行っていただければ地元の人々を経済的に支援することにもなりますので、情報提供をさせていただきます。
なお、換算レートは当時のおおよそのものを使っておりますので、参考程度にご覧ください。

ボントック〜アバタン(バス)

更なる高みへ

ボントックからのバギオ行きのバスに乗りアバタンを目指します。
始発は6時で、ボントック〜アバタンは90ペソ(約225円)、バンも同額です。
時間はおよそ3時間半かかりました。
高度が増すに従って バスは雲の中を進むようになりました。


アバタンのお菓子

お芋、ご飯等で作ったお菓子があり、どれも美味しかったです。

アバタン〜ティノック(バス)

ティノック行きのバス

外見は綺麗に見えますが、中は大変なおんぼろでした。
一日1本でアバタンにこの日は11時ごろに来ました。
アバタン〜ティノック89ペソ(約222円)


ジャングル

峠の近くでは初めてフィリピンでジャングルらしき樹林帯を見ました。
中には一歩も入れそうもなく、日本軍は凄いところに逃げていたと思いました。

ティノックへの道

窓の外は谷底まで落ちていました。
道は未舗装でバスは時々左右に揺れるため、谷側に揺れる時は怖いです。

狭い道幅

バスがやっと通れる道幅しかありませんでした。

ティノック風景

ティノックの食費

50ペソ(約125円)でレッドライスとおかずが1品でした。 高い。

ボントックの食費(参考までに)

価格はティノックと同じ50ペソ(約125円)ですが、肉、野菜、スープ、サービスライスがついています。

フィリピン版焼きそば

ティノックは食費が高いですが、この焼きそばは20ペソ(約50円)でした。

広場のイベント

イベントがあり色々な屋台が出ていました。

美味しい その1

ナタデココと白玉粉の中間のようなものがココナッツミルクの中に入っていて、すごく美味しかったです。
10ペソ(約25円)です。


美味しい その2

肉と卵が入っていて今までフィリピンの中で食べた肉まんでコストパフォーマンスが一番良かったです。
10ペソ(約25円)です。

ガソリンスタンド

ティノックではコーラの瓶に入ったガソリンを売っていました。

メインストリート

食堂、食料品、雑貨、バイク修理等の店がありました。

ロッジ
 
ティノックは小さな町ですが宿泊はロッジ等が2ヶ所あります。
シャワーは水で共同です。夜は冷えるため日中のうちに使っていました。

宿泊費

ティノックのロッジの料金です。
他の宿泊所も250ペソ(約625円)だそうです。

ティノック〜トッカン(バイクタクシー)

バイクドライバー

トクカンへ行った時のバイクドライバーです。
他のドライバーは1000 ペソ(約2500円)と言っていましたが彼だけは800ペソ(約2000円)でした。
なお、地元の人の料金は600ペソ(約1500円)です。

助け合い

途中故障したバイクのドライバーに彼は工具を貸してあげました。親切!

ライセンス

彼はバイクタクシーのライス(本物かは不明)を持っていました。

渡河作戦

途中かなり水量の多い川を横切ることになりました。
ドライバーは私にバイクから降りて、あの吊り橋と渡るように言ってきました。

果敢

バイクドライバーは 大きく左右に揺れながら川をめがけて降って行きました。

恐怖の吊り橋

吊り橋は 鉄製でしたが左右上下に大きく揺れました。
また、軽量化のためでしょうか足元は穴が開いて激流の眺めは最高でした。 怖〜。

一服

吊り橋を渡り急坂を登り道に出ると、ドライバーは一服していました。 彼はいつも余裕綽々でした。

歩けや歩け

石ころだらけの道です。
バイクは大きく揺れ乗ってられませんのでやはり降りて歩くように言われました。

目的地イフガオ州トッカン

トッカンの集落

集落というよりは家が点在している所といった感じでした。
もし日本軍の基地があったならば敵が進行してくる様子がわかる山の上にあると思い、
石碑等を探しに集落から谷を越え対岸の高地を目指し歩きました。
なお、ティノックからトッカンまでは50分位かかりました。

木の枝の橋

川を渡りましたが 橋は無く一本の木の枝がかかっているだけでした。

白樺林

標高が高いせいか白樺林もありました。

ニッパヤシの家

日本軍もこのような家を見ていたのでしょうか。

切通し

日本軍が作ったのでしょうか。突然切通しが現れました。
これを日本軍が作ったものだとしたら、僕が見た唯一の戦争の名残です。

折り返し地点

時間がなくやむを得ずここで折り返しました。
 
トッカンへ戻った時に現地の人から200ペソを要求されました。
その時は富士山の入山料みたいなものかと思っていましたが、
後からバイクドライバーが彼らはあなたが山下財宝を探しに来たと思い、
だからお金を要求したと言われました。
慰霊の旅がそのように思われ何か残念に感じました。

ティノック〜アバタン(帰りのバス)

大混雑

1日1本の7時のティノック発アバタン経由バギオ行きのバスはこのように凄い混雑でした。 
僕は始発に近い地点からの乗車だったので座ることができました。
なお、ティノック発キャンガン経由ラガウェ行きのバスは1日1本で6時から7時に出ます。
この路線はバンの運行も少ないですがあります。
運賃はともに200ペソ(約500円)です。

屋根の上へ

車内はもういっぱいなので男性は屋根の上に乗車していました。

トッカンへの分岐

途中峠の手前でトッカンへの分岐がありました。
昨日のバイクではこの道を通りませんでしたので、ティノック方面からは近道があると思われます。

道の舗装工事

アバタンへの道では複数の所で道の舗装拡張工事をしていました。
後5年もすれば、道路の様子も大きく変わっているかもしれません。


ページの先頭に戻る



















inserted by FC2 system