TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






活動報告2023年10月を作成しました。

           ≪動画 ≫
リコーダーへの挑戦2日間 2023
リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
鍵盤ハーモニカとの再会 2023

  
活動報告(2019.8)目次

現地からの手紙等
貧困地区での配布
学校での配布
鍵盤ハーモニカ及び折り紙教室
子ども食堂(ドゥリアオ小学校)
子ども食堂(マリコン地区)
会計報告

現地からの手紙等

日本のお友達へ(ディアロ小学校の生徒からの手紙)

《訳文》

日本のお友達へ

私はディアロ小学校のヘレン P. サダンです。
今日はクリスマスではないけど、ノートと鉛筆等を頂きました。
とても嬉しかったです。
私はこれらが日本の中学生からの贈り物だと聞きました。
その中学生たちはどんな人なんだろ。
どんな事をして遊んでいるだろう。
どんな歌をうたっているだろう。
私はその人たちに会って一緒に遊びたいです。
                   敬具
10歳      5年生




ヘレン P. サダンさん

タクタカン先生からのお礼の手紙

《訳文》
卿/マダム

私は、ヌエバビズカヤ州のディアロ小学校の教員をしていますジュリエット B. タクタカンと申します。
私たちは今回も学用品、衣類、医薬品等を受け取りました。
私は生徒たちの支援物資を受け取り喜ぶ顔を見るのが好きです。
同時に私はこんな素敵な笑顔をプレゼントくれました日本のボランティアの皆様方に感謝する気持ちでいっぱいになります。
また、私たちは今回初めて日本の学校の生徒の皆さんから支援物資を受け取ることができました。
私はフィリピンの学生と日本の学生に交流してもらいたいと考えておりました。
なぜなら学生たちはいろいろなことを知らなければいけませんから。
もちろん彼らは海外の学生のことも知らなければなりません。
私は直接支援してくれました生徒の皆さんだけではなく、ご協力されました全ての関係者の方々にも感謝申し上げます。
私はこの友情が長く続いて欲しいと願っています。
私は全てのボランティアの方々と神の力により繋がることができたと信じております。
                                 敬具
          ジュリエット B. タクタカン

ご支援を下さいました皆様方へ

この度はフィリピンの人々へのご支援をいただき誠にありがとうございました。
おかげ様で現地活動を実施させて頂くことができました。
今回、長年の懸案でありました友情の箱の設置が実現いたしました。 ホームページをご覧になられ連絡を下さいました「東京学芸大学附属国際中等教育学校」の生徒および保護者の方にご尽力いただき、私はただ寄付を引き取りに伺うだけでした。
例え使いかけの鉛筆一本でも寄付して頂きました方は、私どもにとりましては株主同様です。
フィリピンの貧しい子どもたちの為に愛情を下さったのですから。
その他にも、ご病気にもかかわらず寄付して下さった方、インターネットオークションで物資を落札され、それを寄付して下さった方、匿名で寄付して下さった方、そして毎回のようにご支援してくださる方々等の皆様に助けて頂きました。
私にような力のないものでも活動をさせて頂けるのはひとえに皆様方のご支援のおかげと感謝申し上げます。
貧しい子どもたちがせめて、学用品のことを心配することなく勉強して貰いたいと思い、これからも活動してまいる所存ですので、今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。
                               心より敬意を

以下に8月の現地活動の報告をさせて頂きます。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソク小学校
ヌエバビスカヤ州 ラ・トレイ小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども10名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。
また、ドゥリアオ小学校では子ども食堂も実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
また、マリコン地区では子ども食堂も実施しました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ地区
マウンテン州   バイヨー地区
マウンテン州   カンイオ地区
マウンテン州   マリコン地区

貧困地区での配布

カンイオ地区への道

道はどこまでも続いており、この道が谷底まで降りた所が本日の配布を行うカンイオ地区です。
往復4時間の徒歩行程となりました。

度胸試しの吊り橋

老朽化した吊り橋と下の激流とだけでも怖いのに、子どもたちが橋を揺らすので、なかなかは渡れませんでした。
(カンイオ地区)


機織り

高床式の家の下ではではおばあさんが機織りをしていました。
使っている物は機織り機ではなく、道具だけでした。きっと千年以上変わらない方法なのだろうと思いました。
また、おばあさんの腕にはこの地域独特の刺青がありました。
農地の少ないカンイオ地区では機織りは貴重な現金収入になると思いました。
(カンイオ地区)


生理用品の配布

お預かりしてから時がたってしまったのですが、ボランティアの方から年頃の娘さんへと言う事で洗えば何回でも使える生理用品、他の方からは下着をお預かりしておりましたので該当する子どもにだけに説明し、二人にジャンケンしてもらいました。
勝った子は迷わず生理用品を取り、負けた子は残念そうな表情をしました。
日本では使い捨てが当たり前ですが、貧困地区の実情を改めて感じました。
なお、その他に衣類、学用品も配布しました。
(カンイオ地区)


初めての地区で

初めてカンイオ地区で配布活動をしました。
州都ボントックの観光案内でこの地域で最も貧しい地区と聞いていたからです。
本当はもう少し物資を運びたかったのですが、道路状況、高低差等がわからず難しかったです。
今回状況も分かってきましたので、子ども達と来年再び会う約束をして帰路につきました。
(カンイオ地区)


果たされた約束

前回彼女の服には複数の穴が空いていましたが、彼女に合うサイズの服はありませんでした。
次回は必ず服を持って行くからと、また会うことを約束しました。
そのことを彼女も覚えており、配布された服を着て喜んでいました。
(バイヨー地区)


今年3月

今年3月 彼女の背中の下に大きな穴が複数ありました。
(バイヨー地区)


消えたプリント

彼女のシャツのプリントは全くデザインが判別できませんでした。
シャツの色も全体的に色が抜け白っぽくなっていました。
(バイヨー地区)


無数の穴

彼女のシャツは多数の穴が有りました。 写真では拡大しても大きい穴だけしか見えませんが、実際は小さい穴が沢山ありました。
(バイヨー地区)


かけたゴム草履

歩きにくいそうな子がいたので足元を見ますとゴム草履の親指部分が大きくかけていました。
残念ながら彼女に合う靴のサイズはもうありませんでした。
次回必ず靴を持って行くこと伝え再会を約束しました。
(バイヨー地区)


嬉しそうに着こなして

帰り道 配布した服を着た子に会いました。
彼女の嬉しそうな表情を見て日本のボランティアの皆様方から託して頂きました愛情があったからこそ、私はこの表情を見ることができたのだと思いました。
また彼女の足元をご覧下さい。
そうです。欠けたゴム草履の子は彼女です。
(バイヨー地区)


学校での配布

受取る生徒の名簿

フィリピンは貧富の差が激しく、学区内に貧困地区がある学校でも生徒全てが貧しいわけではありません。
このため先生に各学年(幼稚園含)10名の貧しい子どもの名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しています。
(マソック小学校の例)

配布

配布を受けた5年生10名です。
(マソック小学校)



バラのマジック、クレヨン一本でも

子どもたちはバラのものでも喜んで受け取っています。
(マソック小学校)


学習用の時計の配布

時計は1年生で学習するとのことですので一年生に配布しました。
(ドゥリアオ小学校)


医薬品の配布

輸送費にするようにと現金のご寄付をお預かりしております。
しかしながら私たちは全てのご寄付を輸送費等の経費に使うことなく、直接子どもたちの為に使うことを決めております。
このため医薬品等購入費に充てさせていただきました。
なお、 現地の学校には保健室、医薬品等はありません。
会計報告はページの一番下に記載いたしました。
(マソック小学校)


鍵盤ハーモニカ及び折り紙教室

鍵盤ハーモニカの演奏指導

今回鍵盤ハーモニカの数が揃いましたので演奏指導も実施しました。
鍵盤をタッチする指使いは一応教えましたが、指一本で演奏する子が多かったです。
指使いより、はじめて楽器を持つ子どもたちですので、まずは楽器に親しみを持ってもらうことに力を入れました。
曲を演奏することが無理ならば、みんなで合奏ドレミファソラシドを演奏し、それを動画に撮るだけで良いと考え、子どもたちには無理せずゆっくりと教えました。
しかし、彼らの習得は驚くほど速く、きらきら星が演奏できるようになっていました。
なお、子どもたち演奏及び演奏した子どもたちからのお礼のメッセージを動画掲載サイトにアップ致しました。
お礼のメッセージではどの子も楽器を大切そうに持っている姿が強く印象に残っています。
(マソック小学校)
マソック小学校では鍵盤ハーモニカを個人に配布するのではなく学校が管理し代々の6年生が演奏する方式をとっておりました。
お詫びし訂正致します。(2023.11)

折り紙教室

今回も行いました。
全員合格です。
(マソック小学校)



子ども食堂(ドゥリアオ小学校)

食事前のお祈り

フィリピンはアジア唯一のキリスト教国です。
(ドゥリアオ小学校)


お祈りが終わって

生徒たちは勢いよく食べ始めました。
卵を潰しただけのオムレツ、 さつまいも揚げて砂糖かけただけの大学芋もどきとご飯だけでしたが、子供たちは喜んで食べてくれました。
(ドゥリアオ小学校)


おかわり!

ご飯だけですがおかわりもできます。
(ドゥリアオ小学校)


お腹いっぱい

食事が終わった後には、お腹一杯の顔が広がっていました。
また、左側の子のように生徒たちはご飯を先に食べおかずの玉子と大学芋モドキを最後にゆっくりと食べていました。
子どもたちには、この食事はご馳走なのでしょうが、日本の子ども食堂と比較してしまう私には、育ち盛りの子にもう少し何とかしたいと思いました。
(ドゥリアオ小学校)


見送られ

近所の家にお鍋等を返し、そのまま帰るつもりでしたが 子どもたちに見つかってしまいました。
また来てねと言われてしまっては、来年も何とか物資を集め必ず行こうと思いました。
(ドゥリアオ小学校)


子ども食堂(マリコン地区)

大忙し

お腹をすかせた子もいるようなのでボランティアの中高生は忙しく働いています。
前回までは小学生だったバレッサさん(写真右上)は今回からは中学生でボランティアさんとしての参加です。
初めて会った時には低学年の可愛い子でしたが、今では主力としてよく動いてくれ頼もしい限りです。
(マリコン地区)



おかわりに殺到

ジェトロ君が作った大学いももどきは何時も人気です。
おかわりはあっという間に無くなりました。
(マリコン小学校)。


学用品等の配布

学用品の他、現地で購入しました風邪薬を配布しました。
また勝手ではありますが余りはボランティアさんへ配布させて頂きました。
彼らもけして裕福とは言えませんので。
なお、風邪薬購入等の会計報告はページの一番下に記載いたしました。
(マリコン地区)



来年の再会を約束して

最後に日本のボランティアの方からお預かりしましたキャンディを配布しマリコン地区での子ども食堂を終了しました。
何時も思うのですが、組織、資金共に無に等しい私がマリコン地区で子ども食堂等の活動を行うことが出来ますのは、ジェトロ君をはじめボランティアの中高生が助けてくれているからです。
私の想いといたしましては日本のボランティアの方々と少しでも繋がって頂きたく、今回 彼らの自己紹介(素朴な山の子はカメラの前で緊張ぎみでしたが)の動画をアップさせていただきました。
(マリコン地区)


会計報告

現金の寄付を頂きましたので両替し、学校配布用として消毒用アルコール×1本、脱脂綿×1パック、キズ薬×1本、貧困地区配布用として風邪薬×250錠を、それぞれ購入しました。

下記のとおり会計報告致します。




なお、今回から収支の透明性を高めるため、ご寄付を頂きました方の頭文字を記載させて頂き、ご本人が確認できるようにいたしました。
名前につきましては個人情報保護の観点から控えさせていただきました。





両替書

2,000円  958ペソ

0.4790  換算率



領収書①(薬代、学校配布用)

消毒用アルコール 1本        61.75ペソ
脱脂綿 1パック             21.75ペソ
合計                    83.50ペソ




領収書②(薬代、貧困地区、学校配布用)


風邪薬 250錠       1,875.00ペソ
キズ薬 1本             61.50ペソ


                   

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