TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2017.3)目次

学用品、古着等を寄付された皆様へ
学校にて(学用品の配布等)
子ども食堂(サンアントニオノース小学校)
フィリピンの街角(現地で目にしたもの)
貧困地区にて(学用品の配布等)
子ども食堂(マリコン地区)
会計報告
 
学用品、古着等を寄付された皆様へ(訳文は原文の下にあります。)

       San Antonio North Bambang Nueva Vizcaya
       San Antonio North Elementary school
Sir/Madam

I'm Juliet B. Tactacan working as a teacher at San Antonio North elementary school in Bambang Nueva Vizcaya.
We got cold tablets again this year. Poor people can’t buy cold tablets.
They suffer until the heat falls. But, because they have medicine, that time is short.
I think that Japanese volunteers have made their wishes come true.
Seven years have passed since our students got school supplies etc.
The child who was a first year student graduated.
In the meantime we got school supplies etc., almost every year.
We appreciate again for this continued support from Japanese volunteers.
This time, we received school supplies etc. from anonymous people.
I’d like to tell you how much we are grateful to Japanese volunteers.
And I would like to tell you how happy the children are.
We hope to not only receive assistance supplies, but also to exchange with Japanese people.
Therefore, I’m sending a letter of thanks to Japanese volunteers every time.
However, I can’t send a letter of thanks to a person who provided me with anonymity.
For this reason, I uploaded this letter to the internet.
It is because they can tell my feelings if they see this letter.
We will never forget that you can volunteer with your love.
Thank for very much for your support.
                             Sincerely yours
                              Juliet B. Tactacan
〈 訳文 〉
        サンアントニオアノース バンバン ヌエバビスカヤ州
        サンアントニオアノース小学校
 
(ボランティアの)皆様方へ

私は、ヌエバビスカヤ州バンバンのサンアントニオノース小学校で教員をしています
ジュリエット B. タクタカンと申します。
私たちは今年も風邪薬を頂きました。
貧しい人々は風邪薬を買うことができません。 
彼らは熱が下がるまで苦しみます。  
しかし、薬があるので、
その苦しみは短かくて済みます。
親は子供の苦しむ姿を見たくありません。 
私は日本のボランティアの方々がこの親の願いを叶えてくれたと思っています。
私たちの生徒が学用品等を貰えるようになってから7年が経ちました。 
その時1年生だった子どもは卒業しています。
私たちはこの間にほぼ毎年学用品等を貰いました。
私たちは日本のボランティアの方々からの継続的支援に対し改めて感謝申し上げます。
私は日本のボランティアの方々に対し私たちがどんなに感謝しているのか伝えたいと思います。 
そして、子供たちがどんなによろこんでいるのかを伝えたいです。
私たちは支援物資を受け取るだけではなく、日本の皆さんと交流したいと願っています。 
ですから、私は日本のボランティアの方々に毎回礼状を送っています。
しかし、私は匿名で提供者してくれた人に礼状を送付することができません。 
このため、私はこの手紙をインターネットにアップしました。
もし、彼らがこの手紙を見てくれたならば私の気持ちを伝えることが出来るからです。
私たちはあなた方の愛情によってボランティア活動ができることをけして忘れません。
本当にありがとうございました。

                                敬具
                               ジュリエット B. タクタカン


風邪薬を受領致しました。

テレホンカードのご寄付がありましたので、換金し両替してかぜ薬を購入させて頂きました。
今回以降、金券類等につきましては、写真報告他に会計報告をホームページに表示します。
なお、報告はこのページの一番下の 会計報告 の項目に記載致しました。

子ども食堂での衝撃

貧困地区で子ども食堂の実施と学用品等の配布を行いました。
子どもたちに食事と学用品の配布とどちらが良いか聞いてみました。
驚いたことに7割の子が食事と答えました。
学用品も十分ではない子も少なくないのですが、玉子を潰した塩味オムレツ、さつま芋を揚げ砂糖をつけた
大学芋もどきとご飯の食事が良いと答えてきたのです。
日本の子どもたちだったら、この様な食事は見向きもされないかもしれません。
手伝ってくれた高校生に聞いたところ貧しい人たちはご飯と野菜しか食べていないから、痩せている子もいて、
彼らにとって普段食べられないものが食べられる食事は本当に楽しみとのことでした。
日本人の僕には、これがフィリピンの現実なんだと改めて思い知りました。 次に来る時は、みんなの好きな大学芋もどきの量を
倍の4キロにし、また学用品も配布するので、学業を続けること及び、半年後に必ず会うことを約束し別れました。
なお、学用品等を提供された方から食事会の名称をフィリピン版の子ども食堂としたらとのアドバイスを貰いましたので、
早速取り入れさせていただきました。お住まいの地域では、月1回子ども食堂が開かれているそうです。
以下に3月の現地活動の報告を致します。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 サン・アントニオ・ ノース小学校
ヌエバビスカヤ州 インデアナ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソ小学校
マウンテン州   バリリ小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども8名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。
また、サン・アントニオ・ ノース小学校では子ども食堂も実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を実施しました。
また、マリコン地区では子ども食堂も実施しました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
マウンテン州   マリコン地区

学校にて(学用品の配布等)

学用品の受け取り

先生に作成を依頼した貧しい子どもの名簿に基づき学用品等の支援物資を
配布しました。
(インディアナの小学校)


おもちゃの配布

こちらも先生に依頼した貧しい子どもの名簿(1、2年生)に基づき配布しました。
(サンアントニオ ノース小学校)


学用品の配布

こちらではノート等も配布しました。 しかし、 来年この子達はノートを
受け取ることはありません。
数の少ないノートは公平性の観点から来年は異なる学校に配布するためです。

欲しい物があった!

受取りの順番はくじによって決めています。
自分の順番がくれば学用品、おもちゃ等を選ぶことができます。
この子はおもちゃの中からブレスレットを選び思わずにっこりしていました。


カレンダーが来た

子供たちが待っていたディズニーのカレンダーを今年も頂きました。

折り紙教室

鶴を折りましたが全員よくできました。
クラスの人数が多かったので僕の指紋もツルツルになりました。

裂けたバック

バリリ小学校では裂けたバックの子を見つけるのは簡単なことです。
そのように学用品が落ちそうになっても皆大切に使っています。

バックの受け取り

朝食を食べていないという子どもとその妹にバッグ及び筆記具、
筆箱を配布しました。

バックの中身

筆箱、中に鉛筆3本、消しゴム、物差し、鉛筆削りを入れました。
ノートは1冊しか渡すことができませんでした。

帰宅後のスタンリー

裸足で洋服はかなり汚れていました。
汚れの少ない洋服は、学校だけに使い普段はこの様な服を着ていました。

貧富の差

フィリピンでは裕福な一部の生徒しか傘を持っていません。
雨が降ると多数の生徒は濡れるか、休むかです。
  

雨合羽の配布

この子のTシャツには無数のシミがありました。
傘を持っていないので、これで雨の日も濡れずに学校に行けると喜んでいました。

服の拡大写真

そして洋服には無数のシミがありました。

上手に書けました

昨日配布したノートと色鉛筆を使い早速絵を書いていました。
上手い!!

子ども食堂(サンアントニオノース小学校)

1時間前から

料理を学校まで運んでもらう約束をしたのですが、約束の1時間前から
子供たちが台所に来ました。
フィリピンでは楽しい事だったら彼らはすぐに来ます。
本当に楽しみにしているようでした。
  

タクタカン先生の家の台所

薪のかまどではなくプロパンガスがありました。
フィリピンの中流家庭の台所です。
 

食事の内容

貧困地区と同じで卵を潰しただけの塩味オムレツ、
ゴマ等が無い大学芋もどきとご飯です。
ご飯は会のメンバーであるタクタカン先生が提供してくれました。
3人の子どもと病気のご主人がいて経済的にも厳しいはずですが、
出費をさせてしまって申し訳なく思いました。
同時に、これがキリスト教徒の博愛精神なのかとも強く感じました。


食事前のお祈り

フィリピンはアジア唯一のキリスト教国で国民の多くがカトリックです。


美味しい顔

質素な食事ですが子どもたちは喜んで食べていました。
味付けが不安だったのですがホットしました。


すごい食欲

小さな体ですが物凄い食欲です。おかわりをしていました。


お腹いっぱい

この子もご飯のおかわりをしていました。



フィリピンの街角(現地で目にしたもの)

無免許運転

地方ではこのように子供がバイクに乗っている姿をよく見かけます。
もちろん免許は持っていません。
 

文房具店のダンサー

店内に音楽が流れ店員たちが一斉に踊りだしました。
客寄せのパフォーマンスです。

マンゴーの木

大きなグリーンマンゴーの木がありました。
下にはたくさんのマンゴーが落ちていましたので状態の良いもの物を
食べてしまいました。
酸味があり美味しかったです。

美味しい生水

マウンテン州へ行く途中のバナウエーからボントックの間は山岳道路で
冷たい生水が飲めます。
バスの車掌さんに止まってと言うと停止し、水をペットボトルに入れたり、
飲んだりできます。


貧困地区にて(学用品の配布等)

受取人名簿の作成

高校生の彼女が名簿を作成してくれました。

学用品の受け取り

この地区の子ども全員に渡すことができました。

配布した子供の家

学用品を受け取った子どもの家を見せてもらいました。
ヌエバビスカヤ州の典型的な貧しい家でした。
台風が来たら大丈夫でしょうか。

家の中

奥に汚れたマットレスのベッドと手前に石を並べたかまどがありました。
午前中でしたが、朝火を起こした形跡はありませんでした。
家の人たちは、まだ何も食べていないのではないかと思いました。
せめて学用品等だけでもと思い、8月にまた来ること決めさせていただきました。

子ども食堂(マリコン地区)

お出迎え

マリコンへのジープの終点では高校生が迎えに来てくれて荷物を持ってくれました。
何時もありがとう。


待ってました

子ども食堂の実施場所となるジェトロ君の家の庭では子供たちが大勢待っていました。

さつまいもの皮むき

前回も助けてくれたべべリーさんが家で待機していて早速さつまいも洗ったり、
皮むきをしてくれました。

調理完了

いつもと同じ 玉子の潰し焼き、大学芋もどき、ご飯、ぼそぼそご飯にかけるスープです。

レギュラーサポート陣

左からコーリンさん、べべリーさん、ジェネロスさんと他にジェトロ君が手伝ってくれました。
皆さん高校生です。

お腹空いた

食事を配った子から凄い勢いで食べ始めました。
まだ配られてない子は早くと言っていましたので、配る高校生は大忙しです。

コスプレ

手伝ってくれた高校生にも古着を配布したところ、ジェトロ君がベベリーさんの
洋服でコスプレをやってくれて小学生達に大受けでした。
組織も資金も無いに等しい僕がこうしてボランティア活動ができるのは、
この高校生達が手伝ってくれているからだということを僕は忘れません。
また、余興までやってくれる会のメンバーのジェトロ君には本当に感謝です。

記念撮影

食事と学用品の配布が終わり皆で記念撮影をしました。

平均的なフィリピン人の食事(参考までに)

干し魚、野菜、ごはんです。
タンパク質、ビタミン、炭水化物と一応バランスが摂れているように思えました。
なお貧しい人たちは干し魚が買うことができないため野菜とご飯だけだそうです。

帰りに見た風景(田植え)

フィリピンのほとんどが、手作業による田植えでした。 。

帰りに見た風景(ライステラの修復)

マリコンでは何時もどこかのライステラスが崩れています。
美しいライステラスを維持するには膨大な労力が必要だと言う事が解かります。

会計報告(2016.9~2017.3)
テレホンカードの寄付を頂きました。
換金後両替しかぜ薬を購入しましたので、下記のとおり会計報告致します。
なお、会計報告期間は前回の現地活動(2016.8)の後から、
今回の現地活動(2017.3)までとなっております。

テレホンカードの売却



売却代金              720円




両替(円 ⇒ フィリピンペソ)



売却代金              720円
元入れ金(五十嵐)         280円
両替金(合計金額)       1,000円
 ↓
両替後金額              433ペソ


かぜ薬の購入代金


両替後金額            433ペソ
元入れ金(五十嵐)          7ペソ
購入代金(合計金額)       440ペソ

                   

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