TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2016.8)目次

学用品、古着等を寄付された皆様へ
弾むボールがき~た
学校にて
放課後
昼食会(新たなサポーターとの出会い)
学校での配布
貧困地区活動(ドーケ)
貧困地区活動(バイヨー)
8月のフィリピンは寒い?
朝食が食べられない子ども

学用品、古着等を寄付された皆様へ

今回も、フィリピンの子どもたちのため、学用品、古着、おもちゃ等を寄付いただきありがとうございました。
インターネット等で支援物資をお願いし、多くの方々からご寄付を頂き、無事8月の現地活動を実施することができました。
しかしながら、現地には多くの困窮している子どもたちがいるため、1人が受け取れ量としては僅かとなり、多くの学校から支援物資を増やして欲しいとの声があります。
このため、高校等の学園祭の期間に使いかけた鉛筆1本から寄付していただける「友情の箱」を置いて貰うように各校に手紙等でお願いいたしましたが、残念ながら実現には至りませんでした。
今回このような結果になりましたが、現地の実情を考えますと来年も依頼する学校を変えチャレンジしていかなければならないと考えています。
このような活動を優先したため、ホームページでの活動報告が遅れ、ご寄付されました皆様には大変申し訳ありませんでした。
以下に8月の現地活動の報告を致します。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 サン・アントニオ・ ノース小学校
ヌエバビスカヤ州 インデアナ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソ小学校
マウンテン州   バリリ小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども8名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を実施しました。
また、マリコン地区では食事の提供も行いました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
マウンテン州   マリコン地区
マウンテン州   バイヨー地区

弾むボールがき~た!

弾むボールを届けました。(マウンテン州のバリリ小学校)

今回、ご寄付を頂きましたサッカーボール、空気入れ等と合わせて、バレーボール、ビーチボール等を購入し届けました。
早速バレーボールを行いましたが、生徒はやり方をよく知りませんでした。
何方か基本から教えてくださる方がいれば、本当のスポーツの楽しさが分かると思うのですが。
また、低学年用には突き指しないよう、ビーチボールで運動してもらうよう先生方にお願いしました。

手作りボール(以前の状況)

ボールにしていたのは布を巻き、 紐で縛ったものでした。
彼はボールが弾めばいいだけどと言っていました。


ボール等の受取り

これで生徒が球技をすることが出来ます。
また、空気入れ等までいただき、ありがとうございましたと校長先生も喜んでいました。

学校にて

筆箱の中身

クレヨンが入っていました。
中には非常に小さくなったものもありました。
箱に入れないとクレヨンが折れるので、聞いたところ、バラで買ったから箱は無いと言っていました。
使う色だけを買うようです。
また、鉛筆は消しゴム付きの物が1本だけで、その消しゴムも後僅かでした。

カレンダーの掲示(サンアントニオノース小学校)

送ったカレンダーが掲示してありました。
でも何故か8月なのに9月になっていました。
絵が欲しいため、誰かが持って行ってしまったようだ、とのことでした。(おおらかなですね)


カレンダーの提供者さんへ(サンアントニオノース小学校)

カレンダーを提供されました第一生命の方のことを話したならば、みんなで作ってくれました。
「DAIICH LIFE INS.CO.」と書いてあります。
フィリピン語もアルファベットですし、英語も幼稚園から勉強しているので、すぐにできました。


風邪薬の受領(サンアントニオノース小学校)

今回、輸送費等にということでテレホンカード及び現金のご寄付を頂きました。
しかしながら私たちは当初より皆様からの支援物資を含めた、ご厚情は経費に使うことなく、全て現地の人々のため使うことを決めております。
このため、バリリ小学校のバレーボール等及びサンアントニオノース小学校の風邪薬の購入に充てさせていただきました。


放課後

女の子の間で流行っているもの

放課後、女の子の間で流行っていたのはメンコでした。
男の子は もっぱらギャラリーに徹していましていました。

園芸

上級生が植樹をしていました。
放課後、このような姿はよく見るのですが、体育用具が無いためか運動している姿を見ことはありませんでした。

昼食会(新たなサポーターとの出会い)

煙い釜戸の調理

いつも食事会の手助けをしてくれる会のメンバーのジェトロ君がいないので焦りましたが、高校生のべべリーさんとジェトロ君の妹さんが ぼくを途中の道まで迎えに来てくれて、食材を運んでくれました。
また、煙い台所での調理はべべリーさんが全てやってくれました。

お腹すいた

いつも調理をするジェット君の家に着いたとき時に、もう子供たちが大勢集まっていたのでびっくりしました。
みんなお腹すいたと言っていましたので、 休む間もなく調理に取りかかりました。 ヒェー イソガシイ!

調理終了

ジェトロ君の妹さんとべべリーさんの友達が2キロのさつまいもの皮むき等をしてくれ、スムーズに調理が終了しました 。
子どもたちはみんな待っています。
本当に楽しみにしていることがわかりました。

手掴み

手で食べている子もいましたが、手を洗ってないので大丈夫かなと思いました。

サポーター3人娘

写真中央がベベリーさんで会のメンバーであるジェトロ君の同級生だそうです。
左側は彼女の友達、右側はジェトロ君の妹さんです。
皆さん高校生で、ジェトロ君から食事会については聞いていると言っていました。
ジェトロ君は、今回いませんでしたが、いつも支えてくれています。
資金も組織力もないけれど、 それ以上のものを何時も貰っていると感じました。
そして、子どもたちのため学用品等を集めて運ぶ強い力が、また湧いてきました。

大人服の配布

大人の洋服の寄付も頂いていますので、貧困地区で配布しました。
おばあさんの洋服の傷みが激しいので、古着を配布しました。
可愛いヘヤーバンド及び腕の刺青は、ボントック周辺の民族の伝統です。
いつまでも、お元気でいて下さい。

マリコン ライステラスジープ情報

マリコン小学校直下への道(ほぼ舗装されていました)が完成しており、ジープによってはマリコン小学校直下まで入れます。
今まで、棚田の中の道を30分程度歩いて、ここまで来たのですが。 重い荷物を運んでいた地元の人たちにとっては随分便利になりました。

学校での配布

物資の配布(マソ小学校4年生)

先生にお願いし、各学年で貧しい子どもそれぞれ8名の名簿を作成してもらい、それに基づき配布しました。
また、貰えない子の心情に配慮し教室では配布せず、対象の子どもだけを校長室に集め渡しました。
実施にあたっては、くじで順番を決め1番の子どもから支援物資を選んで受け取れるようにしました。

集合写真では彼らの服は良いように見えますが、実際はダメージのある洋服を着た子も多数いました。
左手4番目の子に帽子を配布しましたが、彼は早速かぶっていました。


サイズ合わせ(マソ小学校)

洋服のサイズは育ち盛りであることを考慮して少し余裕のあるものを選んで配布しています。
なお、サイズが無い場合はご寄付いただきました帽子、バック等で代替しています。
この子はサイズが合って、貰えることが分かったのでしょうか僕の方を見てニッコリしていました。
また、隣の先生もすごく喜んでいました。

人気の幼稚園帽子(マソ小学校4年生)

物資の配布活動とともに、折り紙教室等による交流活動も実施しました。
全員よくできました。
右手3番目の子にご注目。
きりん組の〇〇ちゃんの帽子をしていました。
配布したのは午前でしたが、下校時刻が近い今まで被っていたのでしょうか。
彼に聞いたらとても気に入っているとのことでした。
また、多数の子どもも欲しがって、幼稚園帽子の以外な人気に驚きました。

貧困地区活動(ドーケ)

貧困地区の子どもたち

配布対象の小学生の子どもたちです。

貧困地区の家

今回活動を実施しましたヌエバビスカヤ州バガバグ、ドウケの貧困地区の家です。
壁、ドアは段ボール等で補修してありましたが、トタン屋根が腐蝕し雨漏りをしているそうです。
貧困地区では子どもたちに学用品等、大人には古着、食器等生活用品を配布しました。
なお、数が少ない生活用品は、家の状況を見て配布しました。

働き者の子ども

貧困地区では井戸がない家が多数あり、彼らは共同井戸を使います。
そして、子どもたちはとても働き者です。
写真の少女は、全てのタンクに水を汲み上げました。

貧困地区活動(バイヨー)

ダウンジャケット等の配布

南国フィリピンでも、北部山岳地域の冬はたき火が必要な位冷え込みます。
彼女は、ダウンジャケット等を貰い、軽くて暖かいと喜んでいました。

1年前の写真

彼女の服はダブダブでシミが無数にありました。
何人の子がこのブラウスを着たのでしょうか。(バイヨー小学校)

部屋の中のかまど

南国フィリピンのかまどは煙を避け、室内の気温を上げないため、外にあることが多いのですが、北部山岳地域の標高が高いところでは室内にあります。

学用品等配布

子どもたちを集め、学用品等を配布しました。

稲摘み

稲は刈り取りをせず、稲穂を摘んでいるようでした。

稲干し

道路の端に並べて干していました。

バイヨー村全景

美しいライステラスですが、集落に対して耕作地が小さいことが解ります。
林業はありますが、とても貧しい地域です。

8月のフィリピンは寒い?

ジャケットを着て

フィリピン北部の2000メートル近い山岳地域の朝のマーケートでは、みんなジャケットを着ていました。
バックの景色を見てもらえばわかるのですが、この日は霧も出ていました。

バスの車窓から

ほとんどの人が厚手のジャケットを着て、帽子を被っていました。
マーケットの写真の所より、標高が高くなったため気温が更に下がりました。
バスの窓は開けていられませんでした。

朝食が食べられない子ども

家にて

半年前、裸足で歩いていた子です。
先生に聞きましたところ、両親はおらず、祖母が育てているが、老齢のため働けず、親戚からお米を貰っているとのことでした。
さらに、この子は朝食を食べていないと言うので、10時の休みに家まで案内してもらい、持っていたパンをあげたところ、全て食べました。

半年前

裸足の子どもがいたので、写真に撮りました。
写真では見えませんが服には、ほころびがあり、胸のプリントも消えかかっていました。

彼の家

手前の建物が彼の家です。
木造のフィリピン北部の典型的な貧しい人々の家です。
トイレ、井戸は離れた共同のものを使っています。
お腹がすいているのに勉強するように言われても無理だと感じました。
せめて、学用品と着るものは何とかしたいと思い、彼には来年も必ず来るので、学業を続けるようにと伝えました。

                   

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