TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2021.3)目次

お詫び及び物資の輸送再開等につきまして
マナイ先生からのお礼の手紙
活動10年目の振り返り(子どもたちの成長等)
会計報告
 
お詫び及び物資の輸送再開等につきまして

新型コロナウィルスが収束する気配が見えない中、このような時にもご支援を頂き誠にありがとうございます。
また、皆様方から支援物資をお預かりしていながら、渡航制限によりフィリピンからの活動報告等が出来ませんことをお詫び申し上げます。

早速ですが現在フィリピンへの支援物資の輸送状況等についてご説明申し上げます。
昨年の春に郵送致しました物資のうち1箱が未着となりました。
新型コロナウィルスの影響による到着の遅れも考えられますことから、しばらく現地への郵送を控え到着を待ちましたが、到着を確認することは出来ませんでした。
また、自宅にも物資がたまり、いずれは置き場所も無くなることが明らかでした。
このため、現地郵便事情を確認するため、10月に現地へ手紙を送り11月に、その着信を確認いたしました。
更に確認するため12月にも手紙を送り、2月にその着信を確認いたしました。
これらのことから、現地の郵便事情は安定してきたと考えられますので、3月より1箱ずつの輸送を再開致しました。 一度に複数送付しますと、もし何かあった場合全てが届かない可能性があると考え、1箱ずつの物資輸送とさせて頂いております。
未着物資は現在も1箱が不明のままです。
お預かりさせて頂いております物資は、皆様方のフィリピンの貧しい人々への思いがある大切な品です。
このようなことになり本当に申訳しわけなく、お詫び申し上げます。
渡航制限が解除され渡航先及び帰国後の自主隔離等が無くなり次第速やかに現地に参り、皆様方へのお気持ちに報いるためにも精一杯の活動をさせて頂く所存でございます。
なお、ご寄付頂きました現金につきましては、全額次期へ繰り越しさせて頂き、現地での直接的な活動が出来るように成りましたらならば、子どもたちを守るための支援に使わさせて頂きたいと存じます。
会計報告はページの一番下に記載いたしました。

以上状況等につきまして説明させて頂きましたが、ご質問ご意見等がございましたならお気軽にお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
現地からの報告が出来ませんこと、大切な物資を不明とさせてしまいましたことを再度お詫び申し上げます。
これからも新型コロナウィルスの感染が続くと思われますが、ボランティアの皆様方におかれましては何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。

           心よりの敬意を


マナイ先生からのお礼の手紙

〈 訳文 〉

卿/マダム
私は、フィリピンのヌエバビスカヤ州バイヨンボンのマソック小学校の教師でチェリー K マナイと申します。
私たちは4年前から現在まで、日本のボランティアの皆様方から支援物資を頂いております。
昨年鍵盤ハーモニカを受け取りました。
学校にはそのような楽器が有りませんから生徒たちは操作方法を知りません。
五十嵐敏夫さんは操作を教え生徒達が早く習得することが出来て良かったです。
生徒たちはとても喜んでいました。
そして今年もマリリン・T・リンガーさん(注1)と私は郵便局で日本から学用品や古着などを受け取り、貧しい子供たちに再配布しました。
さらに、私たちは日本人ボランティアの皆様方の中に東京学芸大学国際中等学校の生徒の方々もいると聞いています。それはとても良いことです。
若くして彼らはフィリピン人の貧しい生徒たちを助ける心を持っています。
私は5月に日本に行き、学生及びボランティアの皆様方に直接感謝申し上げる予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により行くことが出来ませんでした。
日本に行くことができましたならば自分としては学生やボランティアの皆様方に会ってお礼を言いたいと思っています。
私たちの学校には、学用品が十分ではない子、破れた服を着ている子、野菜とご飯だけしか食べられない子たちがおり、その子どもたちを助けることができるのはあなた方だけだからです。
私はマソック小学校の教職員と児童を代表し、このご支援が長く続くことを願っております。
敬具
チェリール・K・マナイ

この手紙は昨年末(2020.12)に頂いたものです。
注1:マソック小学校の校長先生
マナイ先生(右)






活動10年目の振り返り(子どもたちの成長等)

ジェット君






8年前 私の下手な英語を彼が理解してくれ、翌日2人で子どもがいる近隣の家をまわり鉛筆を配布することができました。
この出会い以来、いつもジェット君が助けてくれるため私は毎年マリコン地区で子ども食堂等のボランティア活動をすることができます。
ちなみに子ども食堂の場所はジェット君の家です。
ジェット君がボランティア活動をご両親に説明してくれたおかげで場所、燃料、食器等を借りることができました。
今は立派な若者に成長しました。
(マウンテン州のマリコン地区)



バレッサさん





6年前 子ども食堂で私たちの料理の出来るのを誰よりも喜んで待っており、学用品等を貰うよりも食べる方が良いと言っていた子でした。
今では中学生となり子ども食堂のスタッフとして、よく働き私を助けてくれています。
あの時の小さな子は、すっかり頼もしい子になりました。
(マウンテン州のマリコン地区)


ジェネロスさん





初めて会ったときは写真に撮られるのを恥ずかしいと言っていた恥ずかしがり屋さんでしたが、今では全くそのようなことはなく背も私と同じぐらいに成っていました。
子ども食堂の開催日を近隣の子供たちに触れて回り、サツマイモの皮むき、食べこぼしの掃除等の仕事を進んでやってくれています。
(マウンテン州のマリコン地区)



タクタカン先生

10年前に最初に訪れた学校で先生と出会いました。
物資の少ない私に裕福な子への配布は必要ないこと、教室で配布すると貰えない子が可哀想なので、別室で配布することなどのアドバイスを頂きました。
それ以来配布者名簿等の作成して下さっています。
その後すぐにタクタカン先生のような方は本当に少ないことが分かりました。
学校での話し合いでは配布対象者を全員にすれば貧困児童だけの配布者名簿を作る必要は無いと主張されたり(全員配布では裕福な子にも配布することなります 参照 貧富の差 )、また先生が物質を要求してくるところも多数ありました。
このように現地では活動できる小学校が非常に少ないのが現実でした。
(サンアントニオノース小学校)



10年前の写真をご覧頂きますと分かりますが、子どもたちに配布出来たものは彼らが手に持っています鉛筆と消しゴム等だけでした。
それが今ではボランティアの皆様方のお力より、このようなところまで来ることができました。
この10年間は皆様方に助けられての10年間でした。
(マソク小学校)



会計報告

下記のとおり会計報告致します。

新型コロナウィルスの影響でフィリピンへ渡航制限がかかっており現地活動をすることが出来ませんでした。
このため、全額を次期へ繰り越しさせて頂きました。
報告期間は今まで前回の現地活動報告から今回の現地活動報告までとしておりましたが、今回は
現地活動出来ませんでしたので、前回の現地活動報告から日本の年度末とさせて頂きました。


ご寄付頂きました皆様方には、物資のご支援だけでも本当にありがたいことですのに、そのうえご寄付の
お金まで頂き、更なる経済的ご負担をおかけし本当に申し訳なく思っております。


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