TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています




活動報告2023年10月を作成しました。

           ≪動画 ≫
リコーダーへの挑戦2日間 2023
リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
鍵盤ハーモニカとの再会 2023

  
活動報告(2023.10)目次

現地からの手紙等
貧困地区での配布
学校での配布
リコーダー等の演奏指導及び折り紙教室
子ども食堂(バイヨー地区)
会計報告

現地からの手紙等

日本のお友達へ(マキボーイ小学校の生徒からの手紙)

《訳文》

日本のお友達へ

私はヌエバビスカヤ州カシブ マキボーイ小学校のウェラです。
私たちは日本人ボランティアから学用品、楽器、タオル等をもらいました。
そして、リコーダーも教えてもらいました。
私は驚きました。
なぜならこのような山奥までボランティアの人が来たからです。
私は来年もボランティアの人が来れば良いと思いました。
       9歳      4年生
  注:原文はイロカノ語で書かれたものをウェラさんと先生が英文に翻訳し書き直した物です。




ラゼル・レイン D. アヴェシラさん

マナイ先生からのお礼の手紙

《訳文》
平和と安全と愛のご挨拶
私はフィリピン、ヌエバ ビスカヤ州のバヨンボンにあるマソック小学校の教師、チェリー・K・マナイです。
私たちは、学用品や古着、楽器などを年に2回日本のボランティアから直接受け取っています。
この日本のボランティア活動は、新型コロナウイルスが発生する前の2016年8月から続いています。
私たちの学校を選んで頂き子どもたちへの物資の支給は大きな助けとなっています。
物資を受け取った子どもたちの目には幸せそうな表情が浮かんでいます。
日本のボランティアの皆様を私たちの親切な後援者として迎えることができて とても幸運です。
お願いをするのは少し恥ずかしいのですが、私たちの学校の子どもたちのために、来年は鍵盤ハーモニカを寄付して頂けないでしょうか。
私は貧しく鍵盤ハーモニカを買う余裕がないけれども興味のある子どもたちに演奏させる機会を与えたいのです。
そのため、鍵盤ハーモニカを配布される物資の中に加えていただけるよう皆様に改めてお願い申し上げます。
再度、本校の全教職員と生徒を代表して、年2回の配布を可能にしてくださった日本のボランティアの方々に心から感謝の意を表したいと思います。
                    チェリー K. マナイ

ご支援を下さいました皆様方へ
この度はフィリピンの人々へのご支援をいただき誠にありがとうございました。
おかげ様で現地活動を実施させて頂くことができました。
ところで、私は2019年8月マソック小学校で10台の鍵盤ハーモニカで演奏指導をし、それを生徒たち配布したつもりでした。しかし4年後の今年その10台の鍵盤ハーモニカに再び出会いました。
私が個人にあげたと思っていましたがものが、代々の生徒たちに引き継がれて演奏されていたのです。
最初は個人に渡っていなかったことがショックでしたが、限られたものを代々の生徒たちが引き継いでくれ、何倍もの数の生徒たちが演奏を楽しんでくれれば、それも良い方法であり、またこれがフィリピンの厳しい現実だと考えるようになりました。
しかしながら、私は日本のボランティアの皆様方に個人に配布しましたと事実と異なる報告をしてしまったという問題があります。
今までご支援頂きました方々のご厚情に報いるためにも、現地とできる限り繋がって頂きたく、活動報告には力を注いで参ったつもりでしたが事実と異なる報告をしてしまっては何もなりません。
このことを重く受け止め、皆様方に心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
なお今年5月にリコーダーを配布いたしましたアルマグアーノース小学校を含め遡り確認しましたところ、このマソック小学校の楽器以外は全て個人に配布されておりました。
今後は物資を配布する前に学校の意向を確認し正しい報告に努めて参ります。
また、生徒たちの鍵盤ハーモニカに対する思いを受け止め、来年こそは鍵盤ハーモニカを現地へ届けられますように、より一層の広報活動等に努めて参ります。
最後に事実ではないことを報告してしまいましたことを改めてお詫び申し上げます。

                心よりの敬意を
                                        五十嵐敏夫

以下に今回の現地活動の報告をさせて頂きます。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 マキボーイ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソク小学校
先生に各学年(含幼稚園)で、それぞれ貧しい子ども10名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。
また、マキボーイ小学校ではリコーダーの演奏指導も実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
マウンテン州   バイヨー地区

マウンテン州のマリコン地区で以前のような調理を伴う子ども食堂を復活させたく、自治区有力者と会い、子ども食堂が復活できないか
どうかを話し合いました。
また、もしそれが復活できるとなった場合に備え、実際に活動を手助けしてくれるボランティアの学生一人ずつへ依頼をし、
意思の確認をすること等の調整が行っておりました。
自治区の有力者からは許可されたのですが、言ったことがよく覆るフィリピンですので、来年現地に行ってみないと
わからないというのが本当のところです。
これら調整に時間を要しマウンテン州での物品の配布はバイヨー地区一ヵ所だけとなりました。

貧困地区での配布

大人の靴の配布

活動報告は子どもたちが中心となっていますが、実際には多くのボランティアの方々から大人の衣類、靴等のご寄付を頂いて一般の枠として配布しております。
写真は竹籠を作り、それを売って4人の子を育てているお父さんに靴を配布した時のものです。
このお父さんには毎回お会いしますが、いつも忙しく働いています。
一生懸命働いても靴を買うことが出来ない現実がありました。
                (ドウケ貧困地区)


再会

今年6月の報告で穴だらけのシャツを着た子に再会しました。
今回も彼女に合うサイズのシャツがありましたので配布することができました。
なお彼女はハイスクールの学生となっておりましたので一般の枠として配布いたしました。
なお写真は個人情報保護の観点から一部を修正させて頂きました。
                (ドウケ地区)


今年6月の報告の写真

貧困地区で出会った少女のシャツには大小無数の穴がありました。
日本ではこのような子はまず見ませんが、フィリピンの貧困地区では、このような服の子は直ぐに見つかります。
彼女に合うサイズの服がありほっとしました。
                (ドウケ貧困地区)



貧困地区の生活

近所では洗濯板で洗濯をしているお母さんに出会いました。
左手奥にはマキを燃料としているかまどがあり、戦後期から高度経済成長前の日本の生活を見ているような感じでした。
あの頃違うことは日本の家には水道または井戸がありましたが彼らの家には、それが無く共同井戸までの水汲みが日課となっていたことです。
                (ドウケ貧困地区)



お気に入りの体育帽子

この子は物資を広げた時からこの赤い帽子が欲しかったそうです。
なお写真は個人情報保護の観点から一部を修正させて頂きました。
                (バイヨー地区)



レインコートを選んで

およそ1300mの高地で谷間にあるこの村では冬の朝はたき火をするほどの寒さです。
フィリピンでもルソン島北部の山岳地帯では冷たい雨が降ります。
傘を持っていない彼はレインコートを選び嬉しそうでした。
なお、冬の朝の様子は 南国は寒い? をご覧下さい。
                (バイヨー地区)



手作りの手提げ袋

匿住所で何時も手作りの袋等を寄付して頂いております。
匿住所ですので先生からのお礼の手紙及び個別のご報告が出来ません。 このためホームページにアップさせて頂きました。
なお、配布する時には手作りであることを説明させて頂いております。 何時も助けて頂き本当にありがとうございます。

                (バイヨー地区)



可愛いバックを選んで

女の子が選ぶと思いっておりましたが、男の子が選びました。
このデザインのバックでもいいのと聞きましたら、彼はバックが壊れていたので新しい物が欲しかったそうです。
なお写真は個人情報保護の観点から一部を修正させて頂きました。

                (バイヨー地区)


大勢の子どもたち

ほんとに大勢の子どもたちが集まりました。
標高がおよそ1300メートルで谷間あるバイヨー地区では冬物衣類、冷たい雨から守る傘、レインコート等中心に配布致しました。
                (バイヨー地区)


学校での配布

大きなサイズのブラース

大きなサイズのブラースを着た子がおりました。
また写真では分かりにくいのですが、シミのような汚れがかなりありました。
彼女の前にもずいぶん着たと思われるものでした。
                (マキボーイ小学校の例)

お母さん代わり

写真を撮り終えると、彼女は直ぐに妹を抱き上げました。
今日はご両親が朝から農作業だそうです。
                (マキボーイ小学校)



船便がやっと到着して

最初の配布では航空手荷物として持ち込んだ学用品等を中心に配布しましたが、フィリピン滞在中におよそ3ヵ月前に送った船便がやっと到着しましたので、日程をやりくりし、マソック小学校、ドウケ地区で2回目の配布を実施致しました。

                (マソック小学校)


品定め

傘のない子どもが多いため、多くの子どもが傘を選んでいました。 早速広げて品定めです。
                (マソック小学校)


医薬品の配布

今回も寄付金等を使い医薬品等を購入させて頂き配布いたしました。
品目は写真左側から脱脂綿、傷薬、消毒用アルコール、風邪薬です。
写真中央奥は皆様方へのお礼の手紙を書かれましたマナイ先生です。
なお、フィリピンのヌエバビスカヤ州の公立小学校には保健室は無く医薬品等もありません。
現地の状況は ケガ をご覧下さい。
なお、会計報告はこのページの一番下に記載致しました。

                 (マソック小学校)



リコーダー等の演奏指導及び折り紙教室

リコーダー等の演奏指導

2日間の早朝、昼休み、放課後にリコーダー及び鍵盤ハーモニカの演奏指導を行ない、全員がきらきら星を演奏できるようになりました。
なお、この学校では楽器は個人に配布されることを確認しております。

                (マキボーイ小学校)


4年ぶりの出会い

2019年8月マソック小学校で10台の鍵盤ハーモニカで演奏指導をし、それを生徒たちに配布した旨の報告を致しました。
しかし4年後の今年、その10台の鍵盤ハーモニカに再び会いました。
私が個人にあげたと思っていたものが、代々の生徒たちに引き継がれて演奏されていたのです。今後は物資を配布する前に学校の意向を確認し正しい報告に努めて参ります。なお、彼らの演奏は見事でした。

                (マソック小学校)


折り紙教室

毎回実施させて頂いております折り紙教室です。
今回も多くの方から折り紙のご寄付を頂き、生徒たちが家で折ることができる数をご寄付いただけました。
また、このクラスに鉛筆削り器(前列右側3番目の子が持っているもの)も配布させて頂きました。

                (マキボーイ小学校)


フィリピン子ども食堂

大忙し

5、6年生にマーガリンだけのサンドイッチを作って貰いました。
お腹の空いた下級生たちから催促され大忙しです。
写真を撮って後で分かったのですが、マーガリンの容器の中に下級生の指がそっと伸びていました。

                (バイヨー地区)

立ち食い3人衆

日本の子ども食堂と比較しますと子ども食堂と呼べるものではないほど粗末なものでしたが、みんな喜んで食べくれたことがありがたかったです。
また、左側の子は既に配布されました服を着ておりました。この子に衣類等を配布したときには表情を表さなかったので、好きな洋服ではなかったのではと思っていましたが、気に入ったようです。なお写真は個人情報保護の観点から一部を修正させて頂きました。

                (バイヨー地区)



美味しい時

衣類等の配布の時にはあまり表情を表さなかった子たちもこの時は別でした。
私はこの子どもたちの表情からまた力をもらいました。 。

                (バイヨー地区)



会計報告

現金のご寄付は両替し、学校配布用として風邪薬×100錠、消毒用アルコール×1本、キズ薬(1L)×1本、脱脂綿×1パック、貧困地区配布用として風邪薬×300錠を、それぞれ購入しました。

下記のとおり会計報告致します。



新型コロナウイルスの影響でおよそ2年間現地活動することができませんでした。
前期繰越金はこの間等にお預かりしたものです。
従いまして一回で全額を使わずに徐々に使って参ります。
現地の学校には医薬品及び保健室がありませんので、医薬品を購入させて頂きました。
なお、現地の状況は ケガ をご覧下さい。






両替書

7,000円  2,604ペソ

0.372  換算率




両替書

電光掲示板のレート換算率表示

マニラ空港第1ターミナルの両替書がメモのような物でしたので、電光掲示板写真で換算率をご確認くださいますようお願い申し上げます。

換算率 ➡ 0.372












項目①(かぜ薬代、学校配布用)      800.00ペソ

項目②(消毒用アルコール代、学校配布用)  87.50ペソ

項目③(キズ薬代、学校配布用)      108.50ペソ

項目④(脱脂綿代、学校配布用)       53.00ペソ

項目⑤⑥(かぜ薬代、貧困地区用)    2,400.00ペソ


                   

ページの先頭に戻る



















inserted by FC2 system inserted by FC2 system </