TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2017.8)目次

現地からの手紙等
ケガ
学校での配布
子ども食堂(学校)
学校への道
シスターモニカ
貧困地区での配布
子ども食堂(貧困地区)
収穫
貧困地区のファッションショー
会計報告

現地からの手紙等

日本のお友達へ(インディアナ小学校の生徒からの手紙等)

《訳文》
日本のお友達へ
私はインディアナ小学校のジェラ イサベル S カルヤです。
私たちは今回も学用品、古着等を頂きました。
私は半分使われた鉛筆を貰いました。
私はこの鉛筆を日本のどのような人が使ったのだろうかと思いました。
また私は古着も貰いました。
私はこの服を日本のどのような人が着ていたのだろうかと思いました。
しかし、私には全くわかりません。
多分、私はこの方々に一生お会いすることはないと思います。
でも、私はあなた方が大変優しい心持った人たちだということはわかります。
私はあなた方に大変感謝しています。
だから、私はあなた方にそれを伝えたいと思って手紙を書きました。 本当にありがとうございました。
敬具



ジェラ イサベル S カルヤさん 11才 5年生

タクタカン先生からのお礼の手紙

《訳文》
サンアントニオノース小学校
卿/マダム
私は、ヌエバビスカヤ州のサンアントニオノース小学校の教員をしていますジュリエット B. タクタカンと申します。
私たちはあなた方にたいへん感謝しています。あなた方は何時も私たちを助けてくれます。
私たちは今回も学用品、古着、薬等を受け取りました。
私は風邪薬の他に消毒薬、傷薬等を貰えたのが嬉しかったです。
私たちの学校の子どもたちは大変活発でいつも怪我が絶えないからです。
今まで子どもたちが怪我をしても薬がありませんでした。
このため、傷口から化膿しました。そして、多くの子どもたちは傷跡が残りました。
しかし、これらの薬があれば化膿を防ぐことができます。
私は子どもたちを更に守ることができます。
また、私たちは多くの学用品、古着等も頂きました。
生徒達はこれらのプレゼントを本当に楽しみにしています。
私たちはこの援助の継続を望んでいます。
今も貧しい子どもたちは学用品も十分に持っていないからです。
あなた方は本当の愛がある方々です。私はこの友情がいつまでも続くことを望んでいます。
再度本当にありがとうございました。
敬具                   ジュリエット B. タクタカン


学用品等を寄付頂きました皆様方へ

今回も、フィリピンの子どもたちのため、学用品、古着、おもちゃ等を寄付いただきありがとうございました。
今回初めて報告書に学用品等を受け取った子どもの手紙を掲載させていただきました。
現地の子どもたちの気持ちが日本のボランティアの皆様方へ繋がれば良いと思います。
また、 本年も高校等の学園祭の期間に使いかけた鉛筆1本から寄付していただける「友情の箱」を置いて
頂くように各校に手紙等でお願いいたしましたが、 私の力不足で実現には至りませんでした。
しかしながら、 不足しております子ども服、学用品を確保するため、来年も取り組んで行かなければ
ならないと考えております。
このような活動を優先したため、ホームページでの活動報告が遅れ、ご寄付されました皆様には
大変申し訳ありませんでした。
以下に8月の現地活動の報告を致します。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 サン・アントニオ・ノース小学校
ヌエバビスカヤ州 インデアナ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソ小学校
マウンテン州   ビリ小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども8名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。
また、サン・アントニオ・ノース小学校では子ども食堂も実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を実施しました。
また、マリコン地区では子ども食堂も実施しました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
マウンテン州   マリコン地区
マウンテン州   バイヨー地区

ケガ(サンアントニオノース小学校)

校庭でケガした子ども

校庭で泣き叫ぶ子どもがいましたので、見てみるとひどいケガでした。
先生方が家に帰すが貧しいので病院へは連れて行けないだろと言うので、
親切なお母さんのバイクで道案内の友達も乗車し(4人乗り)帰宅しました。


家に帰したけれど・・・

彼のお母さんは血も止まっているので、病院は行かないと言いっていました。
バイクのお母さんから傷からばい菌が入る可能性もあり、ボランティアの
お金を使うので治療をした方が良い旨を伝えて貰いました。


治療完了

四針縫うケガでした。
公立病院ですので、治療費は無料ですが、その中で薬代の負担があります。
処方箋により化膿止めの注射液等を病院薬局で購入し、それを先生に
渡し注射して貰うシステムでした。
薬代は510ペソ(およそ1,100円)でしたが、これも払えず子どもを病院に
行かせられない現実がありました。
子どもは治療が終わり安心したのかすっかり落ち着きました。


テラスのベッド

部屋の外にもベッドがありました。
公立病院は薬代だけで済むため、いつも患者さんが多いとのことでした。


学校での配布

新しい持ち主を待って

学用品、古着等の旅もここで終わり、 新しい持ち主を待ちます。(マソ小学校)

帽子の配布を受けて

この子は帽子が前から欲しかったそうです。
今日はずーと被っていると言っていました。
良かったね。夢がかなって。
(マソ小学校)



レインコートの配布の配布

フィリピンでは多くの子どもたちが傘を持っていません。
彼は、これで雨の日も濡れなくて済むと言っていました。
サイズが大きかったですが、袖をまくり着てもらうことにしました。
(マソ小学校)


いろいろ貰ったヨ

フィリピンは貧富の差が激しく、学区内に貧困地区がある学校でも
生徒全てが貧しいわけではありません。
このため先生に各学年で貧しい子ども各々8名の名簿を作成して
もらい、その名簿に基づいて配布し貧しい子に物資が渡るようにしています。
(インディアナ小学校 3年生の8名)


鉛筆削り器がき~た

鉛筆削り器の配布を受けて、みんな凄く喜んでいました。
先生は教卓に置いて、生徒の鉛筆を削っていました。
大切に使い少しでも長く使いたいそうです。
(サンアントニオノース小学校)


薬の受領

寄付していただきましたお金を使って 左から止血薬×2、アルコール×1、
風邪薬×3、脱脂綿×1を購入し、会のメンバーであるタクタカン先生に引き渡しました。
なお、会計報告は本ページ下段に記述しました。
(サンアントニオノース小学校)


船便の受領

物資の輸送方法はフィリピンへ行く際に航空手荷物とするもの及び
船便で輸送するものの二通りの方法で行っています。
先行し船便で送った荷物のうち一部が既を現地に届いており、
タクタカン先生が受領してくれていました。
これで、学校、貧困地区で活動をすることができます。



子ども食堂(サンアントニオノース小学校)

お祈り

今回も子ども食堂を実施することができました。
学用品等の配布よりも子ども食堂の方が嬉しいという子も多数いました
ので、みんなが好きな大学芋(もどきです)の量を増やしました。
参加生徒は朝食を食べていない子等の特に貧しい子どもたちで、
人選は先生にお願いしました。
なお、フィリピンはアジア唯一のキリスト教国で食事の前にお祈りする
ことが多いです。 (サンアントニオノース小学校)


美味しい顔

おかずはこちらで作りましたが、先生がご飯とジュースを用意してくれました。
何時もありがとうございます。


学校への道

登山口

奥地の活動は体力勝負です。
左手の階段が学校への道の入口(登山口?)です。


あっという間に追い越され

地元の子供は健脚です。
息も切らさず駆け上がって行きました。

霧の松林

松林ですので、日本の山道を歩いているようでした。

校舎が見えました

相当足にきた頃、校舎が見えました。

シスターモニカ

出会い

物資を配布するため子どもたちを一か所に集めたいのですが、
子どもたちは宗派の異なる教会に分散し、他の教会に行きたがりません。
このため、配布場所を教会から学校とすることを提案したところ、
シスターが子どもたちを学校へ移動させてくれました。
シスターはカトリックですが、人は宗教に関係無く愛情を受ける
べきと考えています。

ストッキングの穴と使い込んだ靴

ストッキングには大きな穴が開き、靴にはほころびもありました。
マニラで見たシスターは大学で神学等を教えている社会的地位も
ある方々でした。
しかし、彼らは車を使いほとんど歩かない等その生活はフィリピンの
お金持ちの人々の暮らしそのものでした。
ぼくは初めてこのようなシスターにお会いしました。

食事

シスターの食事は生のトマトとかぼちゃの茎と葉を茹でた
ものだけで、フィリピンの貧しい人々と全く同じでした。
優しいシスターの中にある強い意志を感じました。

シスターと共にボランティアをしていた高校生

町に戻り、子ども食堂の食材を買っていた時、シスターを手伝っていた
高校生に遭いました。
みんなパンをかじっており、やはり若い人はあの食事ではもたないと
思いました。

貧困地区での配布(ドウケ、マリコン)

貧富の差

向かって右の子は先ほど配布した袋に受け取った学用品等を入れていました。
また、彼は裸足でした。
当たり前の事なのかもしれませんが貧困地区でも更に貧富の差がありました。
(ドウケ地区)

医療品等の配布

バンドエイドを3箱購入し、一人当たり7枚を配布しました。
なお、会計報告は本ページ下段に記述しました。
(マリコン地区)

傷跡

このような傷でも、何もしなかったそうです。
傷口がまだ赤いため、バンドエイドを何枚か使い傷口を塞ぐように言いました。
(マリコン地区)

ヘアーキャップの配布

ボランティアさんから傘を持っていない子にせめて頭だけでも
濡れないようにとのことでヘアーキャップの寄付を頂きました。
この子には、そのことを伝えてヘアーキャップを渡しました。
物だけではなく、ボランティアさんの想いが伝われば良いですね。
(マリコン)

ズボンの穴としみ

彼のズボンには多くの穴としみがありました。

子ども食堂(貧困地区)

お祈り

貧困地区でも子ども食堂を実施しました。

お腹いっぱいになって

この地区では、会メンバーで高校生のジェトロ君、ジェネロスさん、
べべリーさんの支援を受けられますので、物資の配布、子ども
食堂等の活動を安定的に行うことができます。
そのせいか何時も大勢の子どもたちが来ます。

収穫(マリコン)

稲刈り

3月来た時は田植え真っ盛りでしたが、8月は収穫時期でした。
そして、年1回の収穫ですので、日本の早場米のような感じです。

実り

今年も豊作です。
ライステラスは車両が入れませんので、運ぶのは人力です
天秤棒を使っていました。

貧困地区のファッションショー(バイヨー)

どう似合うかな?

この地域は標高が高く、東側の山があるため太陽の出が遅く、
冬の朝の寒さが厳しい所です。
このため、衣類は冬物を中心に配布しました。

ジャケットに酔いしれて

どんな説明よりも、この子の表情にかなうものはありません。

人気の帽子

帽子は日よけ、傘が無いので雨除けにも使います。
また、ここでは冬の防寒用としても使うそうです。
だから、人気なのかもしれません。

マタニティーコート

活動報告の写真は子どもたちが中心になりますが、貧困地区では
大人の衣類、生活用品等も数多く配っています。
マタニティーコートは村に妊娠中の女性が居なかったので、
新婚の彼女に配布しました。
次回来た時には親子の写真を撮ってと言っていました。

物資を受け取って

貧困地区の特徴は靴の子が非常に少ないことです。
ここでは靴の子がいませんでした。
ただ、裸足の子も居なかったので、ほっとしました。
来年に再び会う約束をして村を後にしました。

会計報告

現金、金券等の寄付を頂きました。 
換金後両替し薬、消毒用アルコール、脱脂綿及びチョコレート 
(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望があったため)を
購入しましたので、下記のとおり会計報告致します。
なお、会計報告期間は前回の現地活動(2017.3.1)の後から、
今回の現地活動(2017.7.31)までとなっております。




 
1、寄付金等                                8,000円
                                           67ペソ
寄付金等内訳
現金、金券(一般)                              4,700円

  現金、金券内訳
  現金                                       4,000円
  テレホンカード 105度数                             550円(買取書下段)
  テレホンカード 50度数                              150円(買取書下段)

現金、金券(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望)
                                         2,126円

  現金、金券(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望)内訳
  全国共通商品券 額面2,000                      1,976円(買取書下段)
  韓国ウォン(旧券)3,000ウオン                       150円(買取書無し)

新宿西口の金券ショップにて両替しましたが旧券ためレシートが発行されませんでした。
また、両替率も旧券は半額でした。
なお、他の金券ショップでは両替を断られました。

両替時元入れ金(五十嵐)                        1,174円
購入時元入れ金(五十嵐)                           67ペソ

買取書等




テレホンカード 105度数






テレホンカード 50度数




現金、金券(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望)




全国共通商品券 額面2,000円




2、両替(円 ⇒ フィリピンペソ) 

                 8,000円×0.4515         3,612ペソ

  両替金内訳
  寄付(一般)          4,700円×0.4515           2,122ペソ
  寄付(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望)
               2,126円×0.4515                960ペソ
  両替時元入れ(五十嵐)  1,174円×0.4515            530ペソ




 
3、支出                              3,679ペソ

支出内訳
一般支出                             2,304ペソ
  ケガの子どもの注射液代                       80ペソ(領収書下段)
  ケガの子どもの薬代                         430ペソ(領収書下段)
  学校への寄付した薬代                     1,605ペソ(領収書下段)
  カットバン代                              189ペソ(領収書下段)

チョコレート代                           1,375ペソ(領収書下段)

充当内訳

一般支出充当金                         2,304ペソ
    般支出充当金内訳
  寄付金等(一般)                          2,122ペソ
  両替時元入れ金(五十嵐)                      182ペソ

チョコレート代充当金                      1,375ペソ

  チョコレート代充当金内訳
  寄付金等(スポンサー様よりチョコレートまたはキャンディとのご要望)
                                         960ペソ 
  両替時元入れ金(五十嵐)                      348ペソ
  購入時元入れ金(五十嵐)                      67ペソ



ケガの子どもの注射液代

見にくいですが、80ペソです。





ケガの子どもの薬代




学校への寄付した薬代

消毒用アルコールの詮が完全ではなく、紙を濡らしてしまいました。
合計金額は 1,605ペソと書いてあります。
申し訳ありませんが、こちらでご確認お願い申し上げます。




貧困地区配布のカットバン代




チョコレート代

                   

                   

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