TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2019.3)目次

現地からの手紙等
お詫び
貧困地区での配布
学校での配布
昨日の支援物資は
折り紙教室
子ども食堂(ドゥリアオ小学校)
子ども食堂(マリコン地区)
会計報告

現地からの手紙等

日本のお友達へ(ディアロ小学校の生徒からの手紙)

《訳文》

日本のお友達へ

ぼくはドゥリアオ小学校のマーク エルメス ポンセヘアです。
ぼくたちは学用品、古着等を頂きました。
また子ども食堂で食事をしました。
そこで日本食を初めて食べました。
カレーは少し辛かったけれどおいしかったです。
魚を骨まで食べました。
そして日本風の大学芋を食べました。
それはゴマが入っており甘くてとても美味しかったです。
もし、ぼくが日本に行くことができるなら、これらをまた食べたいです。
11歳      5年

(本文はイロカノ語で書かれたものをマーク君と先生が英語に翻訳し書き直したものです。)



マーク エルメス ポンセヘア君

タクタカン先生からのお礼の手紙

《訳文》
卿/マダム

私は、ヌエバビズカヤ州のドゥリアオ小学校の教員をしていますジュリエット B. タクタカンと申します。
私たちは今回も学用品、衣類、医薬品等を受け取りました。
皆様方の継続的支援に対して大変感謝しております。皆様だけが私たちを支援してくれます。
私はいつも不思議な力を感じています。世界中では多くの貧しい人々がいます。
なぜ私たちが支援を受けることができたのでしょうか。
私は皆様方の名簿を受け取っております。なぜこの人たちが私たちを支援して下さったのでしょうか。
私はこの不思議な力に感謝しております。
そして、この不思議な力による繋がりを大切にしたいと思います
しかしながら、日本のボランティアの方の中には匿名の方々もいます。私たちがどれほど感謝しているかを直接伝えたいです。
また日本のボランティアの中に病気の方がいらっしゃいます。
私は彼女にメッセージを送りました。しかし彼女からの返事はまだありません。私は彼女の健康を願うばかりです。(注)
私たちは支援物資を受け取るだけではなく、皆様方と繋がることも大切だと考えております。
私たちの想いが日本の皆様方に伝われば良いとの想いから私は毎回手紙を書いております。

敬具

ジュリエット B. タクタカン

注:現時点ではこの方との連絡はとれております。

ご支援を下さいました皆様方へ

この度はフィリピンの人々へのご支援をいただき誠にありがとうございました。
現地では、小学生、高校生のボランティアの皆さんに助けてもらっているとともに、本国でもボランティアの方々のご支援を頂き背中を押して頂いていると感じております。
私どもにとりましては使い掛けた鉛筆一本でも寄付されました方は株主同様です。
社会的な信用も無い私どもを信頼し想い出の品々を託して下さったのですから。
このため今回も皆様方にフィリピンの現地活動報告をさせていただきます。
活動を実施しましたのはルソン島北部のヌエバビズカヤ州の三つの小学校及び二つの貧困地区とマウンテン州の二つの貧困地区でお預かりしました学用品、古着、おもちゃ等を配布致しました。
また、ヌエバビズカヤ州の学校及びマウンテン州の貧困地区各々一ヵ所で子ども食堂を実施致しました。
私は貧しい子どもたちがせめて、学用品のことを心配することなく勉強して貰いたいと考えております。
このため今年も高校等の学園祭の期間に使いかけた鉛筆1本から寄付していただける「友情の箱」を置いて頂けるようお願いしてまいる所存です。
ボランティアの皆様には何時も助けて頂き再度御礼申し上げます。

                        心より敬意を

以下に3月の現地活動の報告を致します。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 サン・アントニオ・ノース小学校
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソク小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども8名(量の関係から一部10名)の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。
また、ドゥリアオ小学校では近隣の台所と庭先をお借りし子ども食堂も実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
また、マリコン地区では子ども食堂も実施しました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ地区
マウンテン州   バイヨー地区
マウンテン州   マリコン地区


お詫び

抜き取られた支援物資

船便で郵送した物資を郵便局で受け取りましたが、その内の一箱が開封され中身の一部を抜き取られていました。
大部分は残っていましたので、活動は予定通り実施できましたが、少量とは言え皆様方の大切な想い出の品をお預かりし、このような事態を発生させてしまい大変申し訳ありませんでした。
過去にも現地への手紙が未着となることが複数回ありました。
頻発するようでしたらコストはあがりますが、より安全な国際宅配便等も検討しなければならないと考えております。

貧困地区にて

貧困地区の食事

ご飯と少量の野菜だけでした。
床板の間が開いているため、食べ物を狙って虫が入ってくるそうです.
(ドウケ地区)

かまど

やかん、フライパン、鍋がそれぞれ一つ有りました。
(ドウケ地区)


貧困地区での配布

焚き火の跡

バイヨー地区は活動しています地区で最も標高(1700m程度)が高く、 しかも谷間で寒い地域です。
この日も朝寒かったので焚き火をしたそうです。
ここでは主に冬物衣料を配布しています。
(バイヨー地区)


どなたがどの様なお気持ちで

匿名の方からの手編みマフラーの寄付ですが、どなたがどの様なお気持ちで編んで下さった物でしょうか。
子どもはレインボーカラー(虹色)だと言って喜んでいました。
(バイヨー地区)


学用品等を貰って

服のサイズが無く配布できなかった子には学用品を増やして配布しました。
(バイヨー地区)


無数の穴の服

集合写真では判りませんが後方右手五番目の子の服には無数の穴が有りました。
この子のサイズの服は奥地に入る前の学校で既に配布してしまい彼女に配布することができませんでした。
次回は彼女に優先配布いたします。
(バイヨー地区)


気に入って

帰り道に遊んでいる子どもたちに会いました。
日中はちょっと暑いのではと思いましたが、既に配布された服を着ていました。
気に入っているそうです。
(バイヨー地区)


下着等の配布

これまでにも多くの大人用の下着(新品,使用品)等を寄付頂いてタクタカン先生に配布をお願いしています。
先生は生徒の状況及び家庭訪問等で貧困家庭を把握されていますので必要な人々に配布することが可能です。
なお子ども用のものは特に貧しい子の洋服に忍ばせ学校で配布しています。
(ドゥリアオ地区)


布製の生理用品等の配布

ボランティアの方から洗えば何回でも使える生理用品の寄付を頂きました。
これも先生にお願いし配布させて頂きました。
不器用な私は先生のきめ細やかな動きに助けてもらっています。
受け取った人の家は側面は竹、屋根はニッパヤシ(先生の頭上をご覧下さい)で作られた家でした。
(ドゥリアオ地区)


学校での配布

人気の幼稚園帽子

フィリピンではこのような帽子が無いため、いつもみんなが欲しがります。
(ドゥリアオ小学校)



野球用具の配布

バットは1年前に寄付いただきましたが、今回異なるボランティアの方からボールの寄付を頂きましたので今回両方を現地に運びました。
この学校ではソフトボールを教えられる先生がいるため、こちらに配布しました。
(ドゥリアオ小学校)


手作りの筆入れ

毎回多くの手作りの学用品、洋服等を寄付いただいています。
どの様な想いで作っていただいているのでしょうか。
今回も多くの筆入れ等を寄付頂き生徒に配布することができました。
(ドゥリアオ小学校)


手づくりの袋

手提げの紐が強そうだと言って喜んでいました。
子どもたちには日本のボランティアの方が手作りされたバックということを言って渡しました。
作られた方々の想いが伝わって子どもたちの想い出の品になってくれれば良いと思いました。
(ドゥリアオ小学校)



鉛筆削り器の配布

先生は他の学年の生徒も皆で使いますと言っていました。
(サンアントニオノース小学校)



貧富の差

今回物資の量から、この学校では各学年の貧しい子10名に配布しましたが、この10人でも貧富の差が有ります。
このため先生から特に貧しい子を指名してもらい数の少ない大型のバッグ又は傘等を配布しました。
4年生では右端の子にバッグ(首にかけています)を配布しました。
(ドゥリアオ小学校)




穴の開いた洋服

集合写真右端の子の後ろ姿のアップです。
彼女は靴を履いていましたがシャツの首は大きく伸び、また生地は疲れ波打っていました。
背中にも穴があり、私はこのような子どもたちにもう少し手厚い支援ができるよう「友情の箱」の設置に向け精一杯の活動を行ってまいります。
(ドゥリアオ小学校)


医薬品の配布

現地で購入しました消毒用アルコール、傷薬、脱脂綿、風邪薬(発熱無)、風邪薬(発熱有)及びボランティアの方々から寄付されましたカットバン、体温計等をタクタカン先生に引き渡しました。
なお会計報告はページの一番下に記載いたしました。
(ドゥリアオ小学校)

カレンダーの配布

教室にはカレンダーがありませんでした。
日本のカレンダーで休日はフィリピンとは異なりますが、絵もあり紙質も良く先生、生徒は喜んでいました。
(マソク小学校)


レインコートの配布

今回はレインコートの寄付も頂きましたので傘同様に各学年の最も貧しい子に配布しました。
この学年では左から4番目の子に配布しました。
(マソク小学校)


集合写真

最後に生徒たちが集まってくれ記念撮影とお礼の演奏をしてくれました。
なお校長先生の日本のボランティアの皆様方へのご挨拶および演奏は動画掲載サイトにアップさせて頂きました。
(マソク小学校)

お礼の演奏(ヌエバビスカヤ州 マソク小学校)

昨日の支援物資は

私のお気に入り

配布したバックを早速使っていました。
大好きだそうです。
(ドゥリアオ小学校)


シールでご機嫌

シールを額に貼ってあそんでいました。
(サンアントニオノース小学校)

日本語のおけいこ

配布した鉛筆とノートを使い早速鉛筆の名前をノートに書いていました。
この字がまたうまい。
(ドゥリアオ小学校)


折り紙教室

教室で

毎回実施していますが今回多くの折り紙のご寄付を頂き、生徒が家に持ち帰り練習するための量を確保することができました。
本当にありがとうございました。
(ドゥリアオ小学校)

何処でも折り紙教室

折り紙教室は教室だけではなく、子どもがいる屋外でも実施しています。
全員よくできました。
(ドゥリアオ小学校)

子ども食堂(ドゥリアオ小学校)

想い出の食器

ボランティアの方の亡くなられたお母さんが使っておられました食器です。
子ども食堂等に使わさせて頂いています。




日本の味

ボランティアの皆様方からの寄付を頂き食材が揃いました。
カレー、鯖、蜂蜜を使ったゴマ有りの大学いも、ゴマラテ。
お餅は網が無いため、茹でて蜂蜜を掛けカレー等が食べ終わったら盛り付けました。
この日は全て日本の味です。



凄い食欲

お祈りが終わると子どもたちは凄い勢いで食べ始めます。
犬も匂いにつられて来ました。




食事のお作法

フィリピン人は手で食べる人も少なくありません。
彼も手で食べる方が美味しいと言っていました。



お弁当の中身

お弁当はご飯とソーセージが一本だけでした。
フィリピンの貧しい子たちはこのように十分な栄養が取れていません。
子ども食堂を実施し僅かな回数でも好きなものをお腹いっぱい食べて貰いたいと思いました。



子ども食堂(マリコン地区)

お腹を空かせて

子どもたちは料理が出来るのを待っています。
この中で高校生、小学校高学年のお姉さんとジェトロ君が忙しく調理をしています。



凄いテフロン加工のフライパン

寄付いただきましたフライパンを使いました。
少ない油で調理でき、熱効率も良く短時間で調理ができたので、 調理したジェトロ君はビックリしていました。
なお写真にはありませんが、寄付頂きました木製のおしゃもじを使いフライパンを長く使えるようにしています。


おかわり!

上級生は自分で好きなだけよそっていました。
今回は子ども食堂の日が町のお祭りと重なり、参加人数が少ないだけおかわりも自由にでき、子どもたちは喜んでいました。



大忙し

下級生には会のメンバーであるジェトロ君が分量を聞いてよそってあげていました。
ジェトロ君は調理が終わると、下級生の世話をするため、自分の食事は忙しくかき込んでいました。
また、おかわりをした左の小さな子が凄い子でした。


大食い

この子はおかわりをした後、更におかわり用の大学芋を全て食べました。
またおかわりをしたときにも玉子、ソース(カレー)等も食べたいと言っていましたが、大学芋しかありませんでした。
小さな体でジェトロ君以上に食べていました。
子どもの満足そうな笑顔を見ながら、私にはこの子が朝キチンと食べることができているのだろうかとの思いが湧き上がってきました。


みんなで分け合って

寄付いただきましたキャンディー、購入しましたかぜ薬等をビニール袋に分けました。
なお、支援してくれました高校生にも配布させて頂きました。




お腹いっぱいになって

学用品、風邪薬、キャンディ等を配り、次回の再会を約束して子ども食堂を終了しました。





会計報告

現金の寄付を頂きましたので両替し、学校配布用として消毒用アルコール×2本、キズ薬×1本、脱脂綿×2パック、
風邪薬(熱が無い時)×200錠、風邪薬(熱が有る時)×200錠を、貧困地区配布用として、風邪薬(熱が有る時)×250錠を
それぞれ購入しました。
下記のとおり会計報告致します。





今回もボランティアの方々から輸送費にと現金の寄付を頂きました。
資金力が無い私たちにとって本当にありがたいお申し出です。
しかしながら、未だに物資を十分集めることができておらず、船便で送ることなく航空手荷物で対応できることもあります。
また輸送費が発生したとしても、それほど大きくない為まだ私たちが支払できる範囲です。
このため、皆様方のご厚情は輸送等の経費に使うことなく、全て子どもたちを直接支援する事業費として使わさせて頂いております。
その使途につきましては会のメンバーであるタクタカン先生と相談させて頂き、子どもたちの健康を守る医薬品等の購入に充てさせて頂いております。
なお、現地の学校には保健室及び医薬品等はありません。
このため、医薬品等は学校ではタクタカン先生に引き渡し、また貧困地区では子どもたちに直接配布させて頂いております。












両替書

10,000円 ➡ 4,600ペソ

0.4600  ➡ 換算率









領収書①(薬代、学校配布用)

風邪薬(熱が無い時) 200錠   1,400.00ペソ
風邪薬(熱が有る時) 200錠   1,100.00ペソ
キズ薬            1本      61.50ペソ
合計                   2,561.50ペソ















領収書②(薬代、学校配布用)

消毒用アルコール    2本      117.50ペソ
脱脂綿         2パック     35.50ペソ










領収書③(薬代、貧困地区配布用)

風邪薬(熱が有る時) 200錠   1,400.00ペソ











領収書④(薬代、貧困地区配布用)

風邪薬(熱が有る時)  50錠     350.00ペソ


                   

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