TALEK スタディツアー等でフィリピンの子どもたちに学用品、古着等を手渡して交流しています






           活動報告2023年10月を作成しました。

               ≪動画 ≫
           リコーダーへの挑戦2日間 2023
           リコーダーを貰ってお礼の挨拶 2023
           鍵盤ハーモニカとの再会 2023

                                                                                                                                              

活動報告(2018.8)目次

現地からの手紙等
学校周辺にて
学校での配布
貧困地区での配布
子ども食堂(ドゥリアオ地区)
子ども食堂(マリコン地区)
果たせなかった約束
会計報告

現地からの手紙等

日本のお友達へ(マソク小学校の生徒からの手紙)

《訳文》

日本のお友達へ

私はマソク小学校のマリサ パグ トゥクナンです。
私たちは学用品、古着等を頂きました。
私の両親は農夫です。
彼らは朝早くから働きます。
それは大変疲れます。
そしてお金(収入)は少ないです。
私の友達は傘をもらいました。
私も傘が欲しいと思いました。
雨の日に濡れずに学校に行くことができるからです。
この次は私が傘をもらえるように先生が私の名前を言ってほしいです。
敬具
10歳      5年生      マリサ パグ トゥクナン



マリサ パグ トゥクナンさん

タクタカン先生からのお礼の手紙

《訳文》
卿/マダム

私はドゥリアオ小学校で教員をしていますジュリエット タクタカンと申します。
私たちは、学用品、衣類、医薬品、おもちゃ、楽器等を頂きました。
日本のボランティアの方々の継続的な支援に感謝を申し上げます。
私は今年6月に新しい学校に赴任しました。
その学校は今までの学校よりさらに小さく、そして農村地域にあります。
そこには土地を持たない農夫がいます。
彼らは子どもに満足な学用品を与えることができません。
このため私は五十嵐さんにサンアントニオノース小学校の支援物資を二校に分けて配布するよう提案しました。
私はボランティア物資が急には増えないことを知っています。
そして私たちは日本のボランティアの方々からの物資を受け取ることができました。
ボランティアの方から体重計と巻き尺を頂きました。
私はとても嬉しかったです。
それらは生徒の健康管理のために必要なものだからです。
私は日本のボランティアの方々の継続的な支援に再度感謝申し上げます。
敬具

ジュリエット B. タクタカン

ご支援を下さいました皆様方へ

この度はフィリピンの人々へのご支援をいただき誠にありがとうございました。
おかげさまでこの活動も8年目に入りました。
このように活動を続けてこられましたのは、皆様方の支えがあったればこそと感謝しております。
私どもにとりましては使い掛けた鉛筆一本でも寄付されました方は株主同様です。
このため今回も皆様方にフィリピンの現地活動報告をさせていただきます。
活動を実施しましたのはルソン島北部のヌエバビズカヤ州の三つの小学校及び二つの貧困地区とマウンテン州の
一つの小学校及び二つの貧困地区でお預かりしました学用品、古着、おもちゃ等を配布致しました。
また、二つの貧困地区で子ども食堂を実施致しました。
一方国内におきましても、子どもたちが学用品等を安定的に受け取れるよう、今年も高校等の学園祭の期間に
使いかけた鉛筆1本から寄付していただける「友情の箱」を置いて頂けるようお願いしてまいりましたが、
私の力不足で実現には至りませんでした。
しかしながら、現地の子どもたちの実情を考えますと、どうしても諦める事ができず以降も取り組んでまいる所存です。
また、こちらの活動を優先させていただきましたため、現地活動報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。

以下に8月の現地活動の報告を致します。

下記小学校で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
ヌエバビスカヤ州 サン・アントニオ・ノース小学校
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ小学校
ヌエバビスカヤ州 マソク小学校
マウンテン州   マリコン小学校
先生に各学年で、それぞれ貧しい子ども8名の名簿を作成してもらい、その名簿に基づいて配布を実施しました。

下記貧困地区で学用品、古着、おもちゃ等の配布を行いました。
また、ドゥリアオ地区、マリコン地区では子ども食堂も実施しました。
ヌエバビスカヤ州 ドウケ地区
ヌエバビスカヤ州 ドゥリアオ地区
マウンテン州   バイヨー地区
マウンテン州   マリコン地区


学校周辺にて

雨の日の登校

小学生は傘を持っていない子どもが多いですが、大学生はある程度の経済レベルの家庭ですので、傘を持っている学生が多くなります。
(サンアントニオノース地区)


農作業の手伝い

ライステラスの収穫期は忙しいです。
土日は子どもも手伝いをしていました。
(マリコン地区)


破れた衣類

肩が大きく破れ、ズボンも股に穴がありました。
日本ではこのような服の子はまず見ませんが。

(マリコン地区)


タクタカン先生の家

台風が来たら飛ばされそうな貧困地区の一般的な家ですが、会のメンバーのタクタカン先生が単身赴任されている家です。
家賃は大家さんに時々食料を渡すことで無料にしてもらっているそうです。
学校のトップでありながら節約されている先生ですが、子ども食堂ではご飯等をご自分のお金で用意されていました。
私は先生に比べるとまだまだ自分のできることをしていないと感じました。
(ドゥリアオ地区)


学校での配布

再度の活用

学用品、歯ブラシ、おもちゃ等をグループに分け机の上に、衣類は男女別、サイズ別に分け椅子の上に置き、生徒の身長等を測れば直ぐに取り出せるようにしました。
歯ブラシ等の衛生用品を除いては中古品が多いですが、ご寄付されました方々の想い出の品々です。
これらがフィリピンの人々の新たな想い出の品になったら良いと思いながら配布いたしました。
(サンアントニオノース小学校)

貴重な傘

数の少ない傘を誰にあげるべきか先生に尋ねたところ、特に貧しいこの子にあげて欲しい言われました。
傘を配布した子には配布物資の量の関係から衣類をあげることが出来ませんでした。
(ドゥリアオ小学校)



婦人ものでも喜んで

彼も特に貧しいとのことで先生からの指名を受けました。
婦人ものの傘でもこれで濡れないで済むと言って喜んでいました。
(ドゥリアオ小学校)


鉛筆削り器を受け取って

手回しの鉛筆削り器も学級に無いため先生、生徒はとても喜んでいました。
(マソク小学校)


薬の受領

寄付していただきましたお金等を使って左から消毒用アルコール×1本 キズ薬×1本 脱脂綿×1パック 風邪薬(熱が無い時)×50錠 風邪薬(熱が有る時)×20パックを購入し、会のメンバーであるタクタカン先生に引き渡しました。
フィリピンの公立小学校では保健室及び医薬品の用意はありません。
なお会計報告はページの一番下に記載いたしました。
(ドゥリアオ小学校)



個人が持てないリコーダー

リコーダーの寄付を頂き当初は貧しく音楽好きな生徒に配布する予定でしたが、校長先生から生徒の楽団の楽器させて欲しいとのお話がありました。
日本では個人が持っている物でもフィリピンでは大変な貴重品でした。
(マソク小学校)



体重計と巻き尺

体重計と巻き尺の寄付を頂き配布したところ、先生方は生徒の健康管理が出来ると言って早速使っていました。
(ドゥリアオ小学校)




貧困地区での配布

学用品等を受け取って

この頃は配布が知れ渡ってきたせいか多くの子どもたちが集まるようになって来ました。
(ドウケ地区)


サイズ合わせ

貧困地区ではほとんどの子がゴムぞうり履いているため靴は皆が欲しがります。
サイズが合った子はすごく喜んでいました。
(ドゥリアオ地区)


風邪薬の配布

風邪薬も配布しました。
なお会計報告はページの一番下に記載いたしました。
(マリコン地区)


日本の女子高生?

学生服を着て日本の学生になったと喜んでいました。
本当は上下であげたかったのですが、より多くの子に配布するためスカートだけになりました。
(マリコン地区)


子ども食堂(ドゥリアオ地区)

ささやかな第一歩

タクタカン先生の新しい赴任先で貧しい子どもたちを集め、近所の玄関先をお借りて初めての子ども食堂を実施しました。

野菜替わりに

時間の関係で野菜料理が作れませんでした。
ビタミン不足を補うためみかんを食べてもらいました。

子ども食堂(マリコン地区)

食事内容

マリコン地区の子ども食堂は高校生、小学生のボランティアさんが強力にサポートしてくれます。
このため今回初めて安く量を確保できる調理用のバナナを購入し、野菜代わりにフライにしてみました。



働き者の小学生

この二人は小学生ですが、高校生にも負けないほど働いてくれます。
停留所からの食材運び、調理、最後の洗い物までキチンとやってくれました。


すごい食欲

何時も子どもたちの食欲にはビックリさせられます。
この2人の食べっぷりも豪快でした。子どもたちはきちんとした朝ごはんを食べることができているのでしょうか。
手前の鍋のごはんはあっという間になくなっていました。


現地会員の若い力

会のメンバーである高校生のジェトロ君が言わなくとも参加者名簿を作ってくれる等いつも良く動いて助けてくれます。
また、優しく子どもたちにも人気です。
背も私より高くなり、立派な若者に成長していました。


お腹いっぱいになって

子ども食堂、学用品及び医薬品の配布を行い、マリコンでの活動を完了しました。


果たせなかった約束

今年春に学校で会いました切れたサンダルを履いていた子です。
この時は彼女に合うサイズの持ち合わせては有りませんでしたので、 次回必ず靴を持って行くことを約束しました。
今回ご寄付いただきました靴を持って行ったのですが、引っ越して住所が不明とのことでした。
また、足に障害があった子もマニラへ行ったとのことでした。
私は彼女らと別れる時に引っ越す時には新住所を先生に伝えるよう言うべきでした。
もう会うすべがない事がわかり、私は彼女たちの幸せを願わずにはいられませんでした。
前回のホームページの報告をご覧になられた日本のボランティアの方々から多くの靴の寄付を頂きましたが、彼女たちに渡すことができず本当に申し訳ありませんでした。
なお、靴は他の生徒に配布させて頂きました。
(マソク小学校)




彼女のサンダルのアップ

切れたサンダルのアップ写真です。
足は農作業を手伝っているためか、泥で真っ黒でした。
(マソク小学校)




会計報告

現金の寄付を頂きましたので両替し、学校配布用として消毒用アルコール×1本、キズ薬×1本、脱脂綿×1パック、
風邪薬(熱が無い時)×50錠、風邪薬(熱が有る時)×20パックを、貧困地区配布用として、風邪薬(熱が有る時)×20パックを
それぞれ購入しました。
下記のとおり会計報告致します。




本年前期に折角お送りいただきました物資を私の落ち度により返送させてしまう事例を2件発生させてしまいました。
ボランティアの方々のご厚意により再送付していただきましたが、本来は落ち度がありました私が送料をお支払いしなければないものでした。
このため、誠に勝手ではありますが送料のお金を前回及び今回の貧困地区の子どもたちの風邪薬購入に充てさせていただきました。
私の失態で他の方も長い間準備されました物資を送付することができず、お困りになっておられたことと存じます。
皆様方には再度お詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。






両替書

4,000円 ➡ 1,878ペソ

0.4695 ➡ 換算率




電光掲示板のレート換算率表示


マニラ空港第1ターミナルの銀行両替書がメモのような物でしたので、電光掲示板写真で換算率をご確認くださいますようお願い申し上げます。

換算率 ➡ 0.4695




領収書①(薬代、学校配布用)

消毒用アルコール 1本        65.75ペソ
キズ薬 1本               26.00ペソ
脱脂綿 1パック             31.50ペソ
風邪薬(熱が無い時) 50錠    950.00ペソ
風邪薬(熱が有る時) 20パック  700.00ペソ
合計                 1,773.25ペソ




領収書②(薬代、貧困地区配布用)


風邪薬

風邪薬(熱が有る時) 20パック  700.00ペソ


                   

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